英語のマンガは英単語を9割知っていれば読めるのか?
英単語を3000語覚えれば一般英文の9割を押さえられる! みたいなことは言われるけど。
そもそも9割把握していれば英文は読めるの?
英語マンガ「DEATH NOTE (デスノート)」1巻を例に調べてみました!
目 次
何割の英単語を知っていれば良いのか?
一般的な英文の9割をカバーする英単語リストがあるが……
NEW GENERAL SERVICE LIST
http://www.newgeneralservicelist.org/
明治学院大学の教授らにより2013年公開された新基本英単語リスト (New General Service List、NGSL) は、一般的な英文の9割をカバーすると言われています。序盤に覚える英単語リストとして活用できます。
しかし、根本的な問題として文章の9割の英単語を理解できれば、内容が理解できるのでしょうか? 9割知っていれば理解できそうですが……実際のトコロ、気になりますよね?
英語マンガ 「DEATH NOTE (デスノート)」 を例に、実際に確認してみる
本記事では、DEATH NOTE (デスノート) 1巻の日英のセリフを一部抜き出し、難易度の高い単語を消しながら「何%の単語が理解できれば大体の内容を把握できるのか?」 を確認しました。
以下のように、英単語と、その英単語に対応する日本語部分を塗りつぶして確認していきます。
英単語の割合 | 英語版セリフ | 日本語版セリフ |
---|---|---|
100% | This proves it. The Death Note… really works!! | き…決まりだ デスノート 本物だ!! |
90% | This xxxxx it. The Death Note… really works!! | xxxxx だ デスノート 本物だ!! |
※ | 英語版のセリフは原作の直訳ではないため、概ね該当する日本語部分を消していく |
確認条件
英文はDEATH NOTE 1巻 (41~49ページ) を利用
現在、日本マンガの英語版は電子書籍で簡単に入手することができます。本記事では、いくつかある英語版マンガの中で、以下を満たす「DEATH NOTE (デスノート)」のセリフを利用することにしました。
- ファンタジー用語や造語が少ない
- 現在日本が舞台 (追加で必要となる背景知識が少ない)
- セリフ量が一定以上あり、内容が簡単すぎない
具体的に抜き出す箇所は1巻41~49ページ、主人公である夜神月がデスノートの効果を認め、「新世界の神となる」と発言するまでの場面です。名 (迷) 場面ですよね!
DEATH NOTE 序盤のあらすじ
主人公である夜神月(やがみ らいと)は警察庁刑事局長の一人息子で、全国模試一位の秀才高校生。彼はある日、死神リュークが落とした黒いノート、「デスノート」を拾う。このノートには、名前を書かれた人間は必ず死ぬと説明が記載されていた。夜神月はお遊び気分で試してみたが、それは本物の死のノートであった。彼は己の「正義」に基づき、世の中の悪人に制裁を下していくのだが……
難易度の高い英単語を塗りつぶし、実際に内容が理解できるか確認する
具体的な確認方法ですが、難易度の高い英単語を塗りつぶし、その状態で文章の内容が理解できるかを確認します。また、英文だけではイメージがつきづらいため、該当する原作日本語の文章も併記し、塗りつぶした英文に該当する日本語を塗りつぶします。
英単語の難易度は英単語のアルクの頻出英単語リスト SVL 12000を基準に決めます。
なお、英語版のセリフは原作の直訳ではありません。そのため、除外する英単語に直接該当する原作のセリフが存在しない場合は、概ね該当する場所を私の独断で決めています。
英単語の難易度はアルクのSVL 12000を基準
12000語もの頻出順リスト
アルク – レベル別語彙リスト12000
https://www.alc.co.jp/vocgram/article/svl/
本サイトではアルクのSVL 12000を基準に英語のマンガやドラマ、英単語集などの英単語レベル解析を行っています。本記事でも、英単語の難易度の基準はこのSVL 12000とします。
SVL 12000はアルク社が公開している英単語リストです。英単語の頻出順に 1000語/1レベル で区切られており、SVL 1 ~ 12 の12レベル存在します。また、単語集 SVL Vol.1 ~ Vol.4 の4冊に3000語ずつ収録されています。
詳細は以下記事を参照ください。
確認結果
DEATH NOTE から抜粋したセリフを英単語レベルで分類
総語数
抜き出した9ページ分のセリフの総語数は527語 (固有名詞や数値は除外) です。
英単語の種類
英単語の重複を除外すると211語となり、SVLのレベル別に分類した結果がフラグの内容です。SVL 1に属する英単語は143種類登場し、211語のうちの68%を占めているということですね。
なお、SVL 範囲外となったのは、OkayとInternet (インターネット) です。
読めるか確認してみる
抜粋した文章の直前の状況
名前を書かれた人間は死亡するというデスノート。
このノートを夜神月が拾ったのち試し、二人目の犠牲者である渋井丸拓男がトラックに轢かれた状況から。
英単語の理解度別の文章
英単語 127/211 (60%)を理解している状態の文章。
総語数でみると 431/527 (82%) の理解度。
p.41 | ||
月 | This xxxxx it. | xxxxx だ |
The Death Note… really xxxxx!! | デスノート xxxxx だ!! | |
拓男の友人A | Taku!! | タク!! |
拓男の友人B | I’m outta here, man! | お…俺知らねーっ |
トラック運転手 | xxxxx xxxxx, what xxxxx you xxxxx… Yaa… Yaaargh!! | xxxxx … xxxxx ! xxxxx に xxxxx やがっ…ひっ…ひええっ!! |
通行人A | Aahhhh! | キャー |
通行人B | What, an xxxxx!? | えっ xxxxx !? |
通行人C | Urgh… | うっ… |
p.42 | ||
月 | I… I’ve killed two people… | ふ…二人殺した… |
I’ve… killed… two people. | 人を… 二人殺した…… | |
Me… | 僕が… | |
What do I do… | どうする… | |
Get xxxxx of this xxxxx thing… | こ…こんな xxxxx ノート… | |
No. | いや… | |
p.43 | ||
月 | I was xxxxx xxxxx a xxxxx, xxxxx him… | xxxxx って xxxxx 奴 xxxxx … |
But What about the second xxxxx…? | しかし二 xxxxx はどうだ? | |
That wasn’t xxxxx the death xxxxx, what he did… | 死 xxxxx になるほどの xxxxx じゃないぞ… | |
No, xxxxx… | ちがう… | |
This is what I’ve been xxxxx all along- | いつも xxxxx た事じゃないか | |
This world is a xxxxx xxxxx. | 世の中 xxxxx る | |
It really needs to be cleaned up. | 腐ってる奴は死んだ方がいい! | |
I… with this notebook, I can xxxxx do it… | で… できるんだ… このノートがあれば… | |
The question is… | も… 問題は… | |
p.44 | ||
月 | Do I have the xxxxx…? | xxxxx … |
Just two, and look at me… | たった二人だけでこれだ… | |
xxxxx, It’s only natural. | 当たり前だ | |
They’re xxxxx lives… Of xxxxx it isn’t easy. | 命だ… 軽いはずがない | |
Can I xxxxx it? | xxxxx られるか? | |
xxxxx not. | xxxxx か…… | |
But come on, I can’t xxxxx. | い いや xxxxx 駄目だ… | |
So I lose my xxxxx of mind. So I xxxxx people’s lives… | 精神や命を xxxxx にしてでも | |
Somebody has to do this!! | 誰かがやらなくてはいけないんだ!! | |
The world needs to be cleaned up. | このままじゃいけないんだ | |
p.45 | ||
月 | Just xxxxx I gave this notebook to someone else, could they do it? | xxxxx このノートを誰かに渡してできる奴がいるか? |
Nobody xxxxx have the xxxxx. | そんな xxxxx いるわけない… | |
But I do… | そうとも… | |
I could do it… | 僕にならできる………… | |
Not just that… | いや… | |
I’m the only one who could do it. | 僕にしかできないんだ | |
So I’ll do it!! | やろう!! | |
I’m xxxxx the death note… | デスノート xxxxx | |
To change the world. | 世の中を変えてやる!! |
ここまでは夜神月の回想。以降は夜神月と死神リュークの会話。
p.46 | ||
リューク | Okay. | なるほどね |
月 | I xxxxx, it’s been giving me bad dreams and I’ve xxxxx slept the last five days. I’ve xxxxx 10 pounds. | xxxxx 夜はうなされて眠れ xxxxx この五日で4キロ xxxxx よ |
xxxxx I’m on a xxxxx here. So I’ve been… xxxxx in the names of the world’s most xxxxx xxxxx. | xxxxx xxxxx と思い xxxxx xxxxx の名前を xxxxx 続けた… | |
All the xxxxx I need is in my room. | そうなると今の世の中は xxxxx だ | |
World news 24 hours a day on TV… | 24時間世界のニュースを流すテレビ | |
xxxxx everything on the Internet. | どんな情報 xxxxx すぐ手に入るインターネット | |
リューク | But you only xxxxx the xxxxx of death for the xxxxx who got hit by a xxxxx, nobody else. How come? | しかし なんで xxxxx にはねられた xxxxx しか死因を xxxxx いないんだ? |
Can’t be xxxxx? | xxxxx だからか? | |
月 | If you don’t xxxxx the xxxxx of death, they all die from a heart attack. | 死 xxxxx を xxxxx ければ 皆 心臓麻痺で死ぬ。 |
That’s the best thing about the death note, Ryuk. | そこがデスノートの一番いい所だよリューク | |
p.47 | ||
月 | I’ve already covered the most xxxxx xxxxx. | すでに主だった xxxxx xxxxx の名前は書き尽くし |
So now the level of xxxxx is coming down. | 序々に xxxxx のレベルも下げてる | |
And every xxxxx one of them will die of a heart attack! | それが皆 心臓麻痺で死んでいくんだ! | |
Even a fool is going to xxxxx that somebody is xxxxx off the bad xxxxx. | どんな馬鹿でも「悪 xxxxx が誰かに xxxxx いる」って事に xxxxx | |
I’m going to make the xxxxx world know I’m here… that somebody is xxxxx xxxxx xxxxx on them!! | 世の中に知らしめるんだ、僕の存在を xxxxx xxxxx xxxxx 者がいるって事を!! | |
And xxxxx nobody will xxxxx xxxxx xxxxx. | 誰も xxxxx が xxxxx なる | |
The world will xxxxx to become a better place. | 確実に世界は良い方向に進んでいく | |
And, xxxxx people who xxxxx xxxxx to be xxxxx are xxxxx of heart attacks… | そしてxxxxx を xxxxx xxxxx xxxxx が心臓麻痺で xxxxx いく裏で | |
I’ll xxxxx be xxxxx off xxxxx people and people who xxxxx others, xxxxx xxxxx and xxxxx. | xxxxx 人間 人に xxxxx 人間を xxxxx や xxxxx で xxxxx xxxxx | |
p.48 | ||
月 | Even that will xxxxx be xxxxx by the xxxxx xxxxx. | それすらも xxxxx xxxxx xxxxx は xxxxx だろう |
They’ll xxxxx they’ll die if they don’t change xxxxx xxxxx… | 「xxxxx をしていれば消される」と… | |
I’ll make this a world xxxxx only by people I decide are good! | そして僕が認めた真面目で心の優しい人間だけ xxxxx 世界をつくる | |
リューク | You do something like that, the only one left with a bad xxxxx will be you… | そんな事したら xxxxx 悪いのおまえだけになるぞ………… |
月 | What are you xxxxx about, Ryuk? | 何を xxxxx るんだ? リューク |
I’m a xxxxx, xxxxx-A xxxxx… a xxxxx xxxxx. | 僕は xxxxx と言ってもいいくらいの xxxxx な xxxxx だよ | |
And I… | そして 僕は | |
p.49 | ||
月 | will xxxxx over a new world. | 新世界の xxxxx |
リューク | I was right. | やっぱり… |
xxxxx… are fun!! | xxxxx って… 面白!!… |
英単語 148/211 (70%)を理解している状態の文章。
総語数でみると 455/527 (86%) の理解度。
p.41 | ||
月 | This xxxxx it. | xxxxx だ |
The Death Note… really works!! | デスノート 本物だ!! | |
拓男の友人A | Taku!! | タク!! |
拓男の友人B | I’m outta here, man! | お…俺知らねーっ |
トラック運転手 | xxxxx xxxxx, what were you think… Yaa… Yaaargh!! | xxxxx … xxxxx ! 急に飛び出しやがっ…ひっ…ひええっ!! |
通行人A | Aahhhh! | キャー |
通行人B | What, an accident!? | えっ 事故!? |
通行人C | Urgh… | うっ… |
p.42 | ||
月 | I… I’ve killed two people… | ふ…二人殺した… |
I’ve… killed… two people. | 人を… 二人殺した…… | |
Me… | 僕が… | |
What do I do… | どうする… | |
Get xxxxx of this xxxxx thing… | こ…こんな xxxxx ノート… | |
No. | いや… | |
p.43 | ||
月 | I was actually xxxxx a xxxxx, xxxxx him… | xxxxx って xxxxx 奴じゃないか… |
But What about the second xxxxx…? | しかし二 xxxxx はどうだ? | |
That wasn’t xxxxx the death xxxxx, what he did… | 死 xxxxx になるほどの悪人じゃないぞ… | |
No, wait… | ちがう… | |
This is what I’ve been xxxxx all along- | いつも思ってた事じゃないか | |
This world is a xxxxx xxxxx. | 世の中 xxxxx る | |
It really needs to be cleaned up. | 腐ってる奴は死んだ方がいい! | |
I… with this notebook, I can actually do it… | で… できるんだ… このノートがあれば… | |
The question is… | も… 問題は… | |
p.44 | ||
月 | Do I have the xxxxx…? | xxxxx … |
Just two, and look at me… | たった二人だけでこれだ… | |
Well, It’s only natural. | 当たり前だ | |
They’re xxxxx lives… Of xxxxx it isn’t easy. | 命だ… 軽いはずがない | |
Can I take it? | 耐えられるか? | |
xxxxx not. | やめるか…… | |
But come on, I can’t xxxxx. | い いや xxxxx 駄目だ… | |
So I lose my xxxxx of mind. So I xxxxx people’s lives… | 精神や命を xxxxx にしてでも | |
Somebody has to do this!! | 誰かがやらなくてはいけないんだ!! | |
The world needs to be cleaned up. | このままじゃいけないんだ | |
p.45 | ||
月 | Just xxxxx I gave this notebook to someone else, could they do it? | xxxxx このノートを誰かに渡してできる奴がいるか? |
Nobody would have the xxxxx. | そんな xxxxx いるわけない… | |
But I do… | そうとも… | |
I could do it… | 僕にならできる………… | |
Not just that… | いや… | |
I’m the only one who could do it. | 僕にしかできないんだ | |
So I’ll do it!! | やろう!! | |
I’m using the death note… | デスノートで | |
To change the world. | 世の中を変えてやる!! |
ここまでは夜神月の回想。以降は夜神月と死神リュークの会話。
p.46 | ||
リューク | Okay. | なるほどね |
月 | I xxxxx, it’s been giving me bad dreams and I’ve xxxxx slept the last five days. I’ve xxxxx 10 pounds. | xxxxx 夜はうなされて眠れ xxxxx この五日で4キロ xxxxx よ |
Still I’m on a xxxxx here. So I’ve been… xxxxx in the names of the world’s most xxxxx xxxxx. | それでもまずは xxxxx と思い xxxxx xxxxx の名前を xxxxx 続けた… | |
All the xxxxx I need is in my room. | そうなると今の世の中は xxxxx だ | |
World news 24 hours a day on TV… | 24時間世界のニュースを流すテレビ | |
xxxxx everything on the Internet. | どんな情報 xxxxx すぐ手に入るインターネット | |
リューク | But you only xxxxx the cause of death for the xxxxx who got hit by a xxxxx, nobody else. How come? | しかし なんで xxxxx にはねられた xxxxx しか死因を xxxxx いないんだ? |
Can’t be xxxxx ? | xxxxx だからか? | |
月 | If you don’t xxxxx the cause of death, they all die from a heart attack. | 死因を xxxxx ければ 皆 心臓麻痺で死ぬ。 |
That’s the best thing about the death note, Ryuk. | そこがデスノートの一番いい所だよリューク | |
p.47 | ||
月 | I’ve already covered the most xxxxx xxxxx. | すでに主だった xxxxx xxxxx の名前は書き尽くし |
So now the level of xxxxx is coming down. | 序々に xxxxx のレベルも下げてる | |
And every xxxxx one of them will die of a heart attack! | それが皆 心臓麻痺で死んでいくんだ! | |
Even a fool is going to xxxxx that somebody is xxxxx off the bad xxxxx. | どんな馬鹿でも「悪 xxxxx が誰かに xxxxx いる」って事に気付く | |
I’m going to make the xxxxx world know I’m here… that somebody is xxxxx xxxxx xxxxx on them!! | 世の中に知らしめるんだ、僕の存在を xxxxx xxxxx xxxxx 者がいるって事を!! | |
And then nobody will xxxxx xxxxx xxxxx. | 誰も xxxxx が xxxxx なる | |
The world will start to become a better place. | 確実に世界は良い方向に進んでいく | |
And, while people who xxxxx xxxxx to be xxxxx are xxxxx of heart attacks… | そして罪を xxxxx xxxxx 悪人が心臓麻痺で xxxxx いく裏で | |
I’ll xxxxx be xxxxx off xxxxx people and people who xxxxx others, through xxxxx and accidents. | xxxxx 人間 人に xxxxx 人間を病死や事故死で xxxxx xxxxx | |
p.48 | ||
月 | Even that will xxxxx be xxxxx by the xxxxx xxxxx. | それすらも xxxxx xxxxx xxxxx は xxxxx だろう |
They’ll xxxxx they’ll die if they don’t change their ways… | 「こんな事をしていれば消される」と… | |
I’ll make this a world xxxxx only by people I decide are good! | そして僕が認めた真面目で心の優しい人間だけ xxxxx 世界をつくる | |
リューク | You do something like that, the only one left with a bad xxxxx will be you… | そんな事したら xxxxx 悪いのおまえだけになるぞ………… |
月 | What are you talking about, Ryuk? | 何を言ってるんだ? リューク |
I’m a xxxxx, straight-A student… a xxxxx xxxxx. | 僕は xxxxx と言ってもいいくらいの xxxxx な優等生だよ | |
And I… | そして 僕は | |
p.49 | ||
月 | will xxxxx over a new world. | 新世界の xxxxx |
リューク | I was right. | やっぱり… |
xxxxx… are fun!! | xxxxx って… 面白!!… |
英単語 169/211 (80%)を理解している状態の文章。
総語数でみると 478/527 (91%) の理解度。
p.41 | ||
月 | This proves it. | き…決まりだ |
The Death Note… really works!! | デスノート 本物だ!! | |
拓男の友人A | Taku!! | タク!! |
拓男の友人B | I’m outta here, man! | お…俺知らねーっ |
トラック運転手 | xxxxx xxxxx, what were you think… Yaa… Yaaargh!! | xxxxx … xxxxx ! 急に飛び出しやがっ…ひっ…ひええっ!! |
通行人A | Aahhhh! | キャー |
通行人B | What, an accident!? | えっ 事故!? |
通行人C | Urgh… | うっ… |
p.42 | ||
月 | I… I’ve killed two people… | ふ…二人殺した… |
I’ve… killed… two people. | 人を… 二人殺した…… | |
Me… | 僕が… | |
What do I do… | どうする… | |
Get xxxxx of this xxxxx thing… | こ…こんな xxxxx ノート… | |
No. | いや… | |
p.43 | ||
月 | I was actually xxxxx a service, xxxxx him… | xxxxx って xxxxx 奴じゃないか… |
But What about the second xxxxx…? | しかし二 xxxxx はどうだ? | |
That wasn’t worth the death xxxxx, what he did… | 死 xxxxx になるほどの悪人じゃないぞ… | |
No, wait… | ちがう… | |
This is what I’ve been thinking all along- | いつも思ってた事じゃないか | |
This world is a xxxxx xxxxx. | 世の中 xxxxx る | |
It really needs to be cleaned up. | 腐ってる奴は死んだ方がいい! | |
I… with this notebook, I can actually do it… | で… できるんだ… このノートがあれば… | |
The question is… | も… 問題は… | |
p.44 | ||
月 | Do I have the xxxxx…? | xxxxx … |
Just two, and look at me… | たった二人だけでこれだ… | |
Well, It’s only natural. | 当たり前だ | |
They’re human lives… Of course it isn’t easy. | 命だ… 軽いはずがない | |
Can I take it? | 耐えられるか? | |
Maybe not. | やめるか…… | |
But come on, I can’t xxxxx. | い いや xxxxx 駄目だ… | |
So I lose my peace of mind. So I xxxxx people’s lives… | 精神や命を xxxxx にしてでも | |
Somebody has to do this!! | 誰かがやらなくてはいけないんだ!! | |
The world needs to be cleaned up. | このままじゃいけないんだ | |
p.45 | ||
月 | Just xxxxx I gave this notebook to someone else, could they do it? | xxxxx このノートを誰かに渡してできる奴がいるか? |
Nobody would have the xxxxx. | そんな xxxxx いるわけない… | |
But I do… | そうとも… | |
I could do it… | 僕にならできる………… | |
Not just that… | いや… | |
I’m the only one who could do it. | 僕にしかできないんだ | |
So I’ll do it!! | やろう!! | |
I’m using the death note… | デスノートで | |
To change the world. | 世の中を変えてやる!! |
ここまでは夜神月の回想。以降は夜神月と死神リュークの会話。
p.46 | ||
リューク | Okay. | なるほどね |
月 | I xxxxx, it’s been giving me bad dreams and I’ve hardly slept the last five days. I’ve xxxxx 10 pounds. | xxxxx 夜はうなされて眠れないし この五日で4キロ xxxxx よ |
Still I’m on a xxxxx here. So I’ve been… writing in the names of the world’s most xxxxx xxxxx. | それでもまずは xxxxx と思い xxxxx xxxxx の名前を書き続けた… | |
All the xxxxx I need is in my room. | そうなると今の世の中は xxxxx だ | |
World news 24 hours a day on TV… | 24時間世界のニュースを流すテレビ | |
xxxxx everything on the Internet. | どんな情報 xxxxx すぐ手に入るインターネット | |
リューク | But you only xxxxx the cause of death for the xxxxx who got hit by a truck, nobody else. How come? | しかし なんでダンプにはねられた xxxxx しか死因を xxxxx いないんだ? |
Can’t be xxxxxed? | 面倒だからか? | |
月 | If you don’t xxxxx the cause of death, they all die from a heart attack. | 死因を xxxxx ければ 皆 心臓麻痺で死ぬ。 |
That’s the best thing about the death note, Ryuk. | そこがデスノートの一番いい所だよリューク | |
p.47 | ||
月 | I’ve already covered the most xxxxx xxxxx. | すでに主だった xxxxx xxxxx の名前は書き尽くし |
So now the level of xxxxx is coming down. | 序々に xxxxx のレベルも下げてる | |
And every single one of them will die of a heart attack! | それが皆 心臓麻痺で死んでいくんだ! | |
Even a fool is going to notice that somebody is xxxxx off the bad xxxxx. | どんな馬鹿でも「悪 xxxxx が誰かに xxxxx いる」って事に気付く | |
I’m going to make the whole world know I’m here… that somebody is xxxxx xxxxx xxxxx on them!! | 世の中に知らしめるんだ、僕の存在を xxxxx xxxxx xxxxx 者がいるって事を!! | |
And then nobody will xxxxx xxxxx xxxxx. | 誰も xxxxx が xxxxx なる | |
The world will start to become a better place. | 確実に世界は良い方向に進んでいく | |
And, while people who xxxxx xxxxx to be punished are xxxxx of heart attacks… | そして罪を xxxxx xxxxx 悪人が心臓麻痺で xxxxx いく裏で | |
I’ll xxxxx be xxxxx off xxxxx people and people who xxxxx others, through illness and accidents. | xxxxx 人間 人に xxxxx 人間を病死や事故死で xxxxx xxxxx | |
p.48 | ||
月 | Even that will xxxxx be noticed by the xxxxx masses. | それすらも xxxxx xxxxx 民は気づくだろう |
They’ll realize they’ll die if they don’t change their ways… | 「こんな事をしていれば消される」と… | |
I’ll make this a world xxxxx only by people I decide are good! | そして僕が認めた真面目で心の優しい人間だけ xxxxx 世界をつくる | |
リューク | You do something like that, the only one left with a bad xxxxx will be you… | そんな事したら xxxxx 悪いのおまえだけになるぞ………… |
月 | What are you talking about, Ryuk? | 何を言ってるんだ? リューク |
I’m a serious, straight-A student… a model teenager. | 僕は日本一と言ってもいいくらいの真面目な優等生だよ | |
And I… | そして 僕は | |
p.49 | ||
月 | will xxxxx over a new world. | 新世界の xxxxx |
リューク | I was right. | やっぱり… |
Humans… are fun!! | 人間って… 面白!!… |
英単語 190/211 (90%)を理解している状態の文章。
総語数でみると 503/527 (95%) の理解度。
p.41 | ||
月 | This proves it. | き…決まりだ |
The Death Note… really works!! | デスノート 本物だ!! | |
拓男の友人A | Taku!! | タク!! |
拓男の友人B | I’m outta here, man! | お…俺知らねーっ |
トラック運転手 | xxxxx xxxxx, what were you think… Yaa… Yaaargh!! | xxxxx…xxxxx! 急に飛び出しやがっ…ひっ…ひええっ!! |
通行人A | Aahhhh! | キャー |
通行人B | What, an accident!? | えっ 事故!? |
通行人C | Urgh… | うっ… |
p.42 | ||
月 | I… I’ve killed two people… | ふ…二人殺した… |
I’ve… killed… two people. | 人を… 二人殺した…… | |
Me… | 僕が… | |
What do I do… | どうする… | |
Get rid of this evil thing… | こ…こんな恐ろしいノート… | |
No. | いや… | |
p.43 | ||
月 | I was actually doing a service, killing him… | 殺したって構わない奴じゃないか… |
But What about the second guy…? | しかし二人目はどうだ? | |
That wasn’t worth the death xxxxx, what he did… | 死xxxxxになるほどの悪人じゃないぞ… | |
No, wait… | ちがう… | |
This is what I’ve been thinking all along- | いつも思ってた事じゃないか | |
This world is a xxxxx mess. | 世の中xxxxxる | |
It really needs to be cleaned up. | 腐ってる奴は死んだ方がいい! | |
I… with this notebook, I can actually do it… | で… できるんだ… このノートがあれば… | |
The question is… | も… 問題は… | |
p.44 | ||
月 | Do I have the xxxxx…? | xxxxx… |
Just two, and look at me… | たった二人だけでこれだ… | |
Well, It’s only natural. | 当たり前だ | |
They’re human lives… Of course it isn’t easy. | 命だ… 軽いはずがない | |
Can I take it? | 耐えられるか? | |
Maybe not. | やめるか…… | |
But come on, I can’t xxxxx. | い いや xxxxx駄目だ… | |
So I lose my peace of mind. So I xxxxx people’s lives… | 精神や命をxxxxxにしてでも | |
Somebody has to do this!! | 誰かがやらなくてはいけないんだ!! | |
The world needs to be cleaned up. | このままじゃいけないんだ | |
p.45 | ||
月 | Just suppose I gave this notebook to someone else, could they do it? | たとえば このノートを誰かに渡してできる奴がいるか? |
Nobody would have the xxxxx. | そんなxxxxxいるわけない… | |
But I do… | そうとも… | |
I could do it… | 僕にならできる………… | |
Not just that… | いや… | |
I’m the only one who could do it. | 僕にしかできないんだ | |
So I’ll do it!! | やろう!! | |
I’m using the death note… | デスノートで | |
To change the world. | 世の中を変えてやる!! |
ここまでは夜神月の回想。以降は夜神月と死神リュークの会話。
p.46 | ||
リューク | Okay. | なるほどね |
月 | I admit, it’s been giving me bad dreams and I’ve hardly slept the last five days. I’ve lost 10 pounds. | さすがに夜はうなされて眠れないし この五日で4キロ痩せたよ |
Still I’m on a xxxxx here. So I’ve been… writing in the names of the world’s most xxxxx criminals. | それでもまずはxxxxxと思い xxxxx 犯の名前を書き続けた… | |
All the data I need is in my room. | そうなると今の世の中は便利だ | |
World news 24 hours a day on TV… | 24時間世界のニュースを流すテレビ | |
Plus everything on the Internet. | どんな情報もすぐ手に入るインターネット | |
リューク | But you only xxxxx the cause of death for the guy who got hit by a truck, nobody else. How come? | しかし なんでダンプにはねられた奴しか死因をxxxxxいないんだ? |
Can’t be bothered? | 面倒だからか? | |
月 | If you don’t xxxxx the cause of death, they all die from a heart attack. | 死因をxxxxxければ 皆 心臓麻痺で死ぬ。 |
That’s the best thing about the death note, Ryuk. | そこがデスノートの一番いい所だよリューク | |
p.47 | ||
月 | I’ve already covered the most xxxxx criminals. | すでに主だったxxxxx犯罪者の名前は書き尽くし |
So now the level of xxxxx is coming down. | 序々にxxxxxのレベルも下げてる | |
And every single one of them will die of a heart attack! | それが皆 心臓麻痺で死んでいくんだ! | |
Even a fool is going to notice that somebody is xxxxx off the bad guys. | どんな馬鹿でも「悪人が誰かにxxxxxいる」って事に気付く | |
I’m going to make the whole world know I’m here… that somebody is xxxxx xxxxx judgment on them!! | 世の中に知らしめるんだ、僕の存在を xxxxx裁きxxxxx者がいるって事を!! | |
And then nobody will commit crimes anymore. | 誰も悪い事ができなくなる | |
The world will start to become a better place. | 確実に世界は良い方向に進んでいく | |
And, while people who xxxxx deserve to be punished are xxxxx of heart attacks… | そして罪を受けてxxxxx悪人が心臓麻痺でxxxxxいく裏で | |
I’ll gradually be killing off xxxxx people and people who xxxxx others, through illness and accidents. | xxxxx人間 人にxxxxx人間を病死や事故死で少しずつ消していく | |
p.48 | ||
月 | Even that will eventually be noticed by the xxxxx masses. | それすらもいつかxxxxx民は気づくだろう |
They’ll realize they’ll die if they don’t change their ways… | 「こんな事をしていれば消される」と… | |
I’ll make this a world xxxxx only by people I decide are good! | そして僕が認めた真面目で心の優しい人間だけxxxxx世界をつくる | |
リューク | You do something like that, the only one left with a bad personality will be you… | そんな事したら性格悪いのおまえだけになるぞ………… |
月 | What are you talking about, Ryuk? | 何を言ってるんだ? リューク |
I’m a serious, straight-A student… a model teenager. | 僕は日本一と言ってもいいくらいの真面目な優等生だよ | |
And I… | そして 僕は | |
p.49 | ||
月 | will xxxxx over a new world. | 新世界のxxxxx |
リューク | I was right. | やっぱり… |
Humans… are fun!! | 人間って… 面白!!… |
p.41 | ||
月 | This proves it. | き…決まりだ |
The Death Note… really works!! | デスノート 本物だ!! | |
拓男の友人A | Taku!! | タク!! |
拓男の友人B | I’m outta here, man! | お…俺知らねーっ |
トラック運転手 | Damn idiot, what were you think… Yaa… Yaaargh!! | バ…バカヤロウ! 急に飛び出しやがっ…ひっ…ひええっ!! |
通行人A | Aahhhh! | キャー |
通行人B | What, an accident!? | えっ 事故!? |
通行人C | Urgh… | うっ… |
p.42 | ||
月 | I… I’ve killed two people… | ふ…二人殺した… |
I’ve… killed… two people. | 人を… 二人殺した…… | |
Me… | 僕が… | |
What do I do… | どうする… | |
Get rid of this evil thing… | こ…こんな恐ろしいノート… | |
No. | いや… | |
p.43 | ||
月 | I was actually doing a service, killing him… | 殺したって構わない奴じゃないか… |
But What about the second guy…? | しかし二人目はどうだ? | |
That wasn’t worth the death penalty, what he did… | 死刑になるほどの悪人じゃないぞ… | |
No, wait… | ちがう… | |
This is what I’ve been thinking all along- | いつも思ってた事じゃないか | |
This world is a rotten mess. | 世の中腐ってる | |
It really needs to be cleaned up. | 腐ってる奴は死んだ方がいい! | |
I… with this notebook, I can actually do it… | で… できるんだ… このノートがあれば… | |
The question is… | も… 問題は… | |
p.44 | ||
月 | Do I have the guts…? | 精神力… |
Just two, and look at me… | たった二人だけでこれだ… | |
Well, It’s only natural. | 当たり前だ | |
They’re human lives… Of course it isn’t easy. | 命だ… 軽いはずがない | |
Can I take it? | 耐えられるか? | |
Maybe not. | やめるか…… | |
But come on, I can’t quit. | い いや やめちゃ駄目だ… | |
So I lose my peace of mind. So I sacrifice people’s lives… | 精神や命を犠牲にしてでも | |
Somebody has to do this!! | 誰かがやらなくてはいけないんだ!! | |
The world needs to be cleaned up. | このままじゃいけないんだ | |
p.45 | ||
月 | Just suppose I gave this notebook to someone else, could they do it? | たとえば このノートを誰かに渡してできる奴がいるか? |
Nobody would have the guts. | そんな凄い奴いるわけない… | |
But I do… | そうとも… | |
I could do it… | 僕にならできる………… | |
Not just that… | いや… | |
I’m the only one who could do it. | 僕にしかできないんだ | |
So I’ll do it!! | やろう!! | |
I’m using the death note… | デスノートで | |
To change the world. | 世の中を変えてやる!! |
ここまでは夜神月の回想。以降は夜神月と死神リュークの会話。
p.46 | ||
リューク | Okay. | なるほどね |
月 | I admit, it’s been giving me bad dreams and I’ve hardly slept the last five days. I’ve lost 10 pounds. | さすがに夜はうなされて眠れないし この五日で4キロ痩せたよ |
Still I’m on a mission here. So I’ve been… writing in the names of the world’s most brutal criminals. | それでもまずは地球の掃除と思い 凶悪犯の名前を書き続けた… | |
All the data I need is in my room. | そうなると今の世の中は便利だ | |
World news 24 hours a day on TV… | 24時間世界のニュースを流すテレビ | |
Plus everything on the Internet. | どんな情報もすぐ手に入るインターネット | |
リューク | But you only specified the cause of death for the guy who got hit by a truck, nobody else. How come? | しかし なんでダンプにはねられた奴しか死因を書いていないんだ? |
Can’t be bothered? | 面倒だからか? | |
月 | If you don’t specify the cause of death, they all die from a heart attack. | 死因を書かなければ 皆 心臓麻痺で死ぬ。 |
That’s the best thing about the death note, Ryuk. | そこがデスノートの一番いい所だよリューク | |
p.47 | ||
月 | I’ve already covered the most vicious criminals. | すでに主だった凶悪犯罪者の名前は書き尽くし |
So now the level of atrocity is coming down. | 序々に悪人のレベルも下げてる | |
And every single one of them will die of a heart attack! | それが皆 心臓麻痺で死んでいくんだ! | |
Even a fool is going to notice that somebody is bumping off the bad guys. | どんな馬鹿でも「悪人が誰かに消されている」って事に気付く | |
I’m going to make the whole world know I’m here… that somebody is passing righteous judgment on them!! | 世の中に知らしめるんだ、僕の存在を 正義の裁きをくだす者がいるって事を!! | |
And then nobody will commit crimes anymore. | 誰も悪い事ができなくなる | |
The world will start to become a better place. | 確実に世界は良い方向に進んでいく | |
And, while people who obviously deserve to be punished are dying of heart attacks… | そして罪を受けて当然な悪人が心臓麻痺で死んでいく裏で | |
I’ll gradually be killing off immoral people and people who harass others, through illness and accidents. | 道徳のない人間 人に迷惑をかける人間を病死や事故死で少しずつ消していく | |
p.48 | ||
月 | Even that will eventually be noticed by the idiot masses. | それすらもいつか愚民は気づくだろう |
They’ll realize they’ll die if they don’t change their ways… | 「こんな事をしていれば消される」と… | |
I’ll make this a world inhabited only by people I decide are good! | そして僕が認めた真面目で心の優しい人間だけの世界をつくる | |
リューク | You do something like that, the only one left with a bad personality will be you… | そんな事したら性格悪いのおまえだけになるぞ………… |
月 | What are you talking about, Ryuk? | 何を言ってるんだ? リューク |
I’m a serious, straight-A student… a model teenager. | 僕は日本一と言ってもいいくらいの真面目な優等生だよ | |
And I… | そして 僕は | |
p.49 | ||
月 | will reign over a new world. | 新世界の神となる |
リューク | I was right. | やっぱり… |
Humans… are fun!! | 人間って… 面白!!… |
※ | 確認条件にも記載したが、英語のセリフは原作の直訳ではない。そのため、日本語セリフで塗りつぶした部分は、塗りつぶした英単語に概ね該当する部分 |
結論
今回抜粋したデスノートの文章では、総語数の82%を理解できていたとしても、登場する英単語の60%しか把握できていないことになります。総語数80%も分かれば何とかなるのではないか、と最初に考えていた方は、思ったよりも読めない部分が多いことに驚いたのではないでしょうか。
読める読めないは個人の感覚にもよるので一概には言えませんが、上のサンプル英文で確認する限りでは、マンガや小説では誤解なく文章をある程度理解するには英単語の80% (総語数の90%)を把握していればなんとかなりそうな感じはありますね。つまり、前述のグラフの内容から少なくともSVL 1~2までの2000語は覚えている必要があります。文章が長くなるほどレベルが高い英単語は増えていきますので、デスノート1巻丸ごとで考えればSVL 1~4の4000語必要となります。概ね高校3年レベルでしょうか。学校英語については以下の記事も参照ください。
一般的には総語数の95% or 98% の英単語を把握している必要があると言われる
英文を理解するにはどの程度の英単語を把握していれば良いのかについて、いくつか研究はありますが概ね以下2通りのように言われています。
- 英文を「楽しむ」には総語数の95%を理解している必要がある
- 英文を「きちんと理解する」には総語数の98%を理解している必要がある
マンガであっても英文には違いないので、楽しむことを目的とするのであれば総語数の95%をカバーできるレベルが目安です。絵による補正があるため、知らない英単語の比率が多少高くてもある程度の内容は理解できますが、英文を楽しむにはやはりそれらりの語彙力が必要です。本サイトでは英語マンガなどのレビュー&単語レベル解析も行っていきますので、自分の語彙力で総語数の95%がカバーできそうな作品を探す際の参考にしていただければと思います。
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