【英語でゲーム】人狼×和風ホラー: レイジングループの感想
目 次
人狼×和風ホラー: レイジングループ
概要
「現実(リアル)の人狼」。 その恐怖を体感せよ。
英語タイトル | Raging Loop |
ジャンル | 人狼×和風伝奇ホラーノベルアドベンチャー |
私のプレイ時間 | 61時間 (本編: 約47時間。クリア後のオマケ: 約14時間) |
機種 | PC (Steam)、PS4、Switch |
惨劇と死に戻りの謎を解き、生還を目指す
おおかみ信仰が根付く集落、休水(やすみず)。道に迷い休水にたどり着いた房石陽明 (ふさいし はるあき) は、不運にも殺人儀式に巻き込まれる。理解できぬまま死に戻り能力を得た陽明は狂気と死を乗り越えて情報を集め、不可解な事態の解決に挑む……!
先を知りたいという欲求を刺激するストーリー
人狼ゲームを題材とした、恐ろしい因習がある閉鎖的な村が舞台のノベルゲーム。本作では主人公が「死に戻り」の能力を得ており、命を対価に情報を得、過去に戻って行き詰った状況を打破するというストーリーとなる。
序盤の事件発生まで (1~2時間ぐらい) は少し退屈だが、一度人狼ゲームが始まってからはとにかく面白い! 主人公が過去に戻り異なる行動をとることで全く別の結果へとつながっていく。そんな状況で主人公と一緒に誰が殺人犯なのかを推理しながら読み進めていくのはかなり楽しい!
人狼ゲーム?
騙すスリルと見破る快感!
汝は人狼なりや?
レイジングループが題材としている人狼ゲームとは、日本では「汝は人狼なりや?」という名でも知られている、村人の中に潜んだ人狼を会話を通じてあぶりだす推理系のパーティゲーム。亜流や細かいルールが多々あるが、基本的に上記動画の説明のように村人・市民側と人狼側に別れて対抗陣営を全滅させることが目的。
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村人陣営
村人の中に紛れ込んでいる人狼を見つけ全滅させることが目的
毎日会議を開き、人狼と思う村人1人を追放する -
人狼陣営 (少人数)
自分の正体を隠しつつ村人を全滅させることが目的
毎夜、村人1人襲う
もともと海外でマフィア対市民の Mafia という遊びがあり、登場人物を人狼と村人に置き換えた Werewolf という遊びができた。そのため海外では人狼ゲームのことを Mafia または Werewolf と呼ぶらしい。なお、Werewolf は色々商品化されており、その中の1つが Are You a Werewolf? (汝は人狼なりや?) である。
本当の命が掛かった人狼ゲームでは
パーティゲームのセオリーは通じない?
パーティゲームとしてなら自陣営の勝利が目的なので自分を囮に使うこともできるが、本当に命が失われるとなると、自分や家族・友人の死を計算に入れるのは感情的に難しい。仲間のために自分の命を捨てることができるのか、自分の家族が人狼の容疑を掛けられた時に同調するのか庇うのか……。遊びではない、本当の命が天秤にかけられている状況は緊迫感がある。
各登場人物の行動も切羽詰まった物になり言動も荒くなるが、それはオオカミの演技かもしれない……。疑心暗鬼に陥りながら、誰がオオカミなのか推理しながら読み進めるのは本当に楽しい! 実際、プレイ中にオオカミだと思った人物が当たっていた時は痛快だった。やったぜ!
システム
シナリオチャートとキー
ビジュアルノベルの基本システムは概ね搭載
既読スキップ、バックログなどのビジュアルノベルの基本システムは搭載している。また、死に戻り能力としてシナリオチャート上の既読の部分であればいつでも好きな地点に戻ることができる。バッドエンド後にヒントを表示する機能もあり、進行不能に陥ることは無い。
命を対価にして得た情報で新たな分岐を発生させる
ストーリーを進めていくと選択肢が表示されるが、対応したキー (Key) を取得していないと選ぶことができない場合がある。キーは命を対価にして得た重要な情報という扱いで、ストーリを進めていくと自動で取得できる。つまり、ストーリーを進める → キーを取得する → シナリオチャートで分岐点に戻り新たな選択肢を選ぶ、という手順になる。
シナリオチャートを見ればキーを取得できる場所と使うべきキー番号が記載されているため迷うことは無い。深く考えず選択肢を総当たりするだけでもクリアできる。
英語でプレイするには
Steam版のみ日英選択可能
レイジングループは英語翻訳されており、PC (Steam) 版か北米版ソフトなら英語字幕でプレイすることもできる (音声は日本語のみ)。Steam版は上記画像のようにゲーム起動時に日英どちらでプレイするか毎回選択肢が表示される。
【日英字幕選択 + 日本語音声】
・PC (Steam) 版
【英語字幕+日本語音声】
・北米版 PS4 ソフト (PS4 本体は日本版でOK)
・北米版 Switch ソフト (Nintendo Switch 本体は日本版でOK)
プレイ後の感想 (ネタバレほぼ無し)
全体的な評価
ゲーム性は薄いが先が気になるストーリーが秀逸!
謎や不可解な現象が次から次へと発生し、主人公が有能で謎の考察・解明がスムーズに進行していくため序盤から終盤までずっと飽きず、とにかく早く続きが読みたくなる面白さ! 英文を読むのは面倒な気持ちがまだあったが、物語の面白さがそれを上回り休日は1日中プレイしていたこともあった。
そして人狼ゲーム自体がやはり面白い。文章を読み、自分でオオカミを推測し、それが見事に当たっていたりするとかなり楽しい! さらに村の伝承の不可解さや超常現象が合わさることで状況はさらに複雑になり、色々と考察し甲斐もある。説明も豊富なので人狼ゲームを知らずに読み始めても楽しむことができるはず。
ただしゲーム性は薄い。実質的には真エンドへの1本道であり、シナリオチャートを見れば分岐もすべてわかるので、ゲームというより小説を読むような感覚の方が近い。
殺人儀式を盛り上げるキャラクター達
登場人物は皆個性豊か。頑固な老人、家族に依存する親、現代のキれる若者、勘が鋭い変人など、誰もが強い個性を持っており、それぞれが人狼ゲームを盛り上げて引っ掻き回してくれる。心情や行動理由の掘り下げも良くできているので、最終的には殆どの人物が好ましく感じてくる。
さらに各人物の個性が理解できてくると、会話や行動の中に潜む違和感から、嘘をついているのではないか、何かを伝えようとしているのではないか、といった疑念・推測ができるようになるのは素晴らしいと思った。
有能すぎる主人公
主人公は探偵役ということもあり精神的にタフで頭が切れ口も回るが、少々一般人を超越している。おかげで進行がスムーズだったし、私は理屈で行動するキャラクターは好きなのでさほど気にはならなかったが、人によっては主人公に馴染み辛いかもしれない。泥臭くあがくような人物ではないので、努力や根性でどうにかするみたいな展開を期待してはいけない。
音声・立ち絵は作品の雰囲気に合っている
音声も立ち絵も取っ付きにくいところが最初はあった。特に音声については一部人物の演技に物足りなさを感じる。とはいえ、しばらくプレイしていたら音声も絵も作品やキャラクターの雰囲気に合っていると感じるようになり愛着も沸いてきたので、これで良かったと思う。おそらくプレイした人の多くはそう感じているのでは。
あえて不満点を挙げるなら
あえて不満な点を挙げるとすると以下。もちろん個人の感想なので人によっては気にならないかもしれない。
- メタ視点の語りやギャグはあまり面白くないものが多い。ノリについていけない……。
- その設定はいらないのでは…? と思う設定が幾つかある。意外性はあったが、面白いか否かはまた別。
- ゲーム後半はゲームクリアに向けて進行が雑になっている。前半は丁寧だっただけに少々残念。
- 自分の選択とは無関係に主人公や村人が下手な行動をして状況が悪化することがあるので、選択肢の意味が薄く感じることがある。
英語の感想
英語で読んだので、読み返したり未知の表現を調べたりする必要はあったが、専門用語が大量に出るわけでもないので特別難しいという事もない。語数は本編とクリア後の要素足して30~40万語ぐらいかな……?
会話シーンは日本語音声を聴きながら英語字幕を読めるので未知語があっても意味が分かりやすい。一方、主人公が自問して考察するシーンは音声が無く論理的に進んでいくので、内容をキチンと理解しながら読み進めないと意味がすぐに分からなくなるので注意。この辺の内容理解は結構難しいかもしれない。最初は人狼ゲームに対する考察が殆どなので、あらかじめ人狼ゲームのルールを把握しておくと読みやすくなるハズ。
序盤は少し面白さが欠け英文を読むのがだるいので、Steam版の場合は事件が起こって人狼ゲームが始まるシーンまで日本語でサクッと読んだり、英日で交互に読み進めても手も良いかも。なお、セーブデータは日英で別管理されているので注意。
最序盤プレイ時の感想
チュートリアル
読まなくても困らない
ゲームを開始すると、デフォルメキャラクターが本作のシステムを軽く説明してくれる。メタ視点の語りは個人的にあまり好きではないが、長くなく物語本編とも関係ないので許容範囲内。
私は説明書を全部読むタイプなのでチュートリアルも読んだが、とばすこともできるし、このゲームは複雑なシステムではないので、ノベルゲームに慣れている場合は読まなくても困らない。
登場人物の紹介
理屈っぽく言い回しが回りくどい系主人公
ゲームを開始すると登場する男性は房石 陽明 (ふさいし はるあき)。24歳の大学生。夜中、見知らぬ土地で道に迷うというホラーゲーム主人公の鏡。眼光が鋭い。
私の好きなホラーゲーム SIREN の主人公は都市伝説好き興じて自ら羽生田村に赴き怪異に巻き込まれたので、比較すればまだこちらは不可抗力感がある……?
最初の絵を見て随分渋い主人公だな、と思っていたらその後の立ち絵は普通の顔になる。なんでや!
開始数秒のセリフで、明らかに面倒くさいタイプということが察せられる系主人公。こんなヤツ現実におらんやろと思うが、人狼ゲームを生き残るにはこれぐらい変なヤツでないとダメな気もする。これから頑張ってくれ、陽明君。
しかし主人公が犯人パターンかもしれない。2重人格とかで……。怪しい……!
地獄に仏。道に迷ったらコンビニ。
迷子となって彷徨うなか、道中見つけたコンビニに希望を見出す陽明。しかし、あからさまにこの場に似つかわしくない格好の店員がいた。話しかけたくないが選択の余地はなく近くの町までの道を尋ねる。
店員は見かけ通りの態度と口調だったが、拝み倒したら一応道を教えてくれるので、実は優しき心の持ち主かもしれない。とはいえ最初に立ち寄ったガソリンスタンドの店員が実は……、という展開があるゲームもあるし、疑いを持つことは大事。怪しい……!
一方で、窮地に助けに来てくれる救世主枠の可能性も感じる。それとも……まさかモブ?
窮地に優しくされると好意を抱く
コンビニ店員から教えてもらった道を行くも、悪路で事故って途方にくれるという華麗な主人公ムーブをかます陽明。そこに突如現れる1人の女性。彼女は芹沢 千枝実 (せりざわ ちえみ)、大学生。タイトル画面にもいるヒロインらしき人物。親切にも陽明を自宅に招いてくれるが、「夜間はいろいろと危ないから」と、伏線を撒くことも忘れない。
そして芹沢宅に着き、「1人暮らしの妙齢の女性が成人男性を助けた理由は?」みたいな面倒くさい問答を始める陽明と千枝実。やはり物語の中心にくる2人は面倒な性格をしていないといけない。一般人だとオオカミに負けちゃうからね……。
というか、こんなあからさまに親切かつ怪しい人物が味方のハズが無い。騙されないぞ……!
今作の神出鬼没枠……?
芹沢宅で飲みあかし、翌朝外に出た陽明は赤目白髪の女性を見つける。目を離したすきに姿を消し、見た目通りの神秘女子をアピールしてくる。思わせぶりなセリフを言うだけ言って、中盤まで詳細を引っ張るパターンだな! まぁタイトル画面にもいたのでヒロイン候補にも思えるが、なんにせよ怪しい……!
学生3人組登場
しばらく散歩し、芹沢宅に戻って着たところで子供3人と遭遇。左から順に醸田 近望 (かもしだ ちかもち)、織部 泰長 (おりべ やすなが)、巻島 春 (まきしま はる)。
どうやら芹沢宅は学生寮の1室だったみたいで子供達も住んでいた。仲良くできそうに思えるが、純真無垢な態度を装ってこちらを騙しにてきている可能性もある。経験上 (?) 真ん中のメガネ君は特に怪しく感じる。後ろからブスっと刺してくるタイプだ。騙されてはいけない……!
辺境な田舎を演出する住人達
よそ者が一時滞在するということで、軋轢を避けるために村の住人に挨拶することに。出会ったのは辺境な田舎には欠かせない、怪しい風習を是とするご老人と女性。左から山脇 多恵 (やまわき たえ)、織部 かおり (おりべ かおり)、巻島 寛造 (まきしま かんぞう)。
まったく根拠は無いが、真ん中のご婦人はそのうち襲ってきそうな気がする。幸薄そうな表情ががそんな感じ (偏見)。一方、怪しさ満載のご老人たちは一周回って怪しくない。たぶん。
頼りになるアニキ登場
陽明がマジメムーブで住人たちの警戒心を解いていたら、ガタイの良い男性が現れる。明らかに織部かおり氏に惚れている感じがする描写。これは彼女を庇って命を落とすパターンか……?
序盤で脱落しそうなナイスガイ風味を醸し出しているが油断してはいけない。ダークホース怪しい枠。
現代のキれる若者
次いで遭遇したのは、殺人犯と一緒の部屋にいられるか! と我先にフラグを立てそうな現代のキれる若者、織部 泰長 (おりべ やすなが) 。先ほどのご婦人の息子で、高校生メガネ君の弟らしい。
扱いづらい人物かと思いきや会話をしていると結構ちょろい。真犯人にはなりえないが、誰かに操られている可能性がある。怪しい!
尊大臆病インテリ
その後、バイクの修理道具を借りに村で一番リッチな家を訪ねるとプライドが高そうな男性が出てくる。彼は能里 清之介 (のさと きよのすけ)。
尊大な態度だが一応道具を貸してくれる。思ったより優しい。そこはかとなく会話からヘタレさを感じるので、たぶん怪しくない。ぜひとも活躍してもらいたい。
ジャーナリスト2人組
道具を借りバイク修理を続けていると村の外から来た男女に出合う。女性は馬宮 久子 (まみや ひさこ)、男性は橋本 雄大 (はしもと ゆうだい)。どうやらジャーナリストとカメラマンらしく、村へ取材に来ていたらしい。
うーん、どう考えても生贄枠としか思えない! 部外者が最初の犠牲者になるのはよくある事。しかし邪悪な団体の先兵かもしれないので油断してはいけない!
狂人に見せかけた一般人?
ジャーナリスト2人と別れたら、突然現れるご老人。まともに話が通じず、「オオカミが来る」と呟くだけのお爺さん。まぁ、あれだな。狂人を装っているけど、たぶん正気なんだろうな。なにかしら重要な役どころではありそうだが、果たして……。
身元不明少女
バイク修理を一旦中止して出歩いたら歌を歌っている子供と遭遇。主人公よりも1日早く村に迷い込んできた身元不明の子供はこの子のようだ。何かしら裏がある子供で間違いない。信用してはいけない!
ところで彼女は「めー」としゃべるが、羊の鳴き声は英語だと “Baa” なので、セリフも “Baa” と英訳されている模様。
本格的に怪異が起こり始める
立ち込める霧…
身元不明少女と話していたら急に霧が立ち込めてくる。バイク修理は終わっておらず、泊まる家もない。頭もぼーっとしてきたらしい。お、いよいよ怪異が来たか? バッチこい。どんどんこい。そろそろ面白い展開が欲しい。
その後、千恵美から鍵のある部屋に閉じこもれとの助言を受け、たどり着いた先はトイレ。どちらかというと便所。座るスペースも無いらしく、ここで夜が明けるまで物音ひとつおこさず、立ってじっとしていろとの事。
普通に無理難題に聞こえるが、命が掛かっている場面なら便所で一晩じっとして過ごせるかな……?
トイレから始まる怪異
1人便所に閉じこもって様々な考えをめぐらす主人公の耳に突然入る悲鳴。キタ! 運命の選択! しかし因子が足りず、選択肢は1択……。死に戻りした時の新たな展開に胸を躍らせつつ、外へ飛び出す選択肢を選ぶ。
ところで、この状況で実際に飛び出す人の割合はどれぐらいあるかな? 意外に30%ぐらいありそうな気もする。
でた!
Oh.
というわけでオオカミと初遭遇。無事 (?) 命を散らし、1周目を終える。バッドエンド!
1つ目のキーをゲット
一周目を終えるとキー02を回収できる。キーの説明や数はメニューの[Keys]から確認できる。全20種類。
ヒントコーナー
エンド後にヒントを見るか否か選べるが、ヒントを見ると茶番が始まる。Fate/stay night のタイガー道場を思い出すぞ。あまり好きなノリじゃないけど、息抜きにはなるし今後も見ておこうかな。
死に戻りが始める……!
あれは夢か幻か
2周目が始まる。物語の最初から始めてみると1周目の光景がフラッシュバックする描写が入る。
思い出すにはキー04が必要なのだが、今はキー02しか持っていないので何もできない。先の展開にワクワクしつつ、スルーして前回最後の選択肢に戻るしかなさそう。
おとなしくシナリオチャートで前回の選択肢に戻る
シナリオチャートから前回の死亡前の分岐点へ戻ると新たな選択を選べるようになっている。悲鳴が聞こえたとしても、生き残るには気づかないふりが一番だよね、やはり。知ってた。
キー02を持っているので “Keep still.” を選ぶと、陽明が前回の死亡シーンを思い出し混乱し始める。あれは夢? あれは予知? 不安を抱えたまま陽明は朝まで身を潜める。そして朝、肉塊となった2人の犠牲者が見つかる。遺留品からジャーナリストの2人だとわかる。
……あれ? ジャーナリスト男は私の中で犯人候補だったのだが、まさかここで脱落するとは……。となると誰がオオカミだ? 気になる!
人狼ゲームが始まる
黄泉忌みの宴
基本ルール
その後、濃霧が発生したことで、言い伝えに従い黄泉忌みの宴 (オオカミを探す会議) を開始することになる。
この辺りで判明するルールは以下の通り。概ね一般的な人狼ゲームと同じ。
- オオカミは毎夜村人を1人殺していく。
- 生き延びるには村人の中に紛れ込んでいるオオカミを探して殺さなければならない。
- 宴では村人は毎日オオカミ候補を1人選んで括る (殺す)。ただし選ばず括らないという選択肢もとれる。
- オオカミは村人の中に2人いる。
- オオカミ以外の村人には、お守りの加護としてヘビ・サル・カラス・クモの能力が与えられる。
- 能力を授かった本人は、自分がどの能力者なのか自覚できる。
判明した村人13人の内訳は以下。
オオカミ | 2人。殺人犯。オオカミ達は毎夜1人を襲う。 |
ヘビ | 1人。1日1人を対象に取り、その者がオオカミか否か見抜くことができる。 |
サル | 2人。お互いがサルだとわかる (お互いがオオカミでないと理解できる)。 |
カラス | 1人。前日の宴で括った者がオオカミか人間か判別できる。 |
クモ | 1人。オオカミから毎夜1人を守ることができる。 |
村人 | 6人。無能力。 |
オオカミ候補から除外されているのは以下。主人公 (陽明) は村の掟に反する行動をとっていながら生き残ったということで余分因子扱い。宴の参加資格もないことに。
初日犠牲者 | 2人。ジャーナリストの男女。 |
部外者 | 1人。房石 陽明。主人公。 |
その後の展開
主人公はいわゆる探偵役。村人と交流し、死に戻りを駆使しつつ現状の打破を狙って動いていく。
- 序盤では宴には不参加で、得られる情報も影響力も少ない。
- 千枝実から情報提供してもらいつつオオカミの正体を独自に探っていく。
About me
管理人 矢月
(@yazuki_tw)
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