目 次
はじめに
参考書・教材選びに影響を受けたもの
英語上達完全マップ
著 | 森沢洋介 |
出版社 | ベレ出版 |
身近に英語ができる人間がいなかったので、何かしら学習の指針が欲しくてなんとなく購入した本。英語学習初期に読んで、瞬間英作文や多読を頑張ろうと思わされたし、やる気が減少した時に読むとモチベを上げてくれた。
英単語・熟語
英単語
DUO 3.0
出版社 | アイシーピー |
TOEIC L&R 600 ~ 780 点、英検準 1 級レベルに対応した中級レベルまでの単語を収録しており、重要単語 1600 語と重要熟語 1000 語を重複なしで560 の例文に収めている点が特徴。
自分が英語の勉強を始めた頃、「DUO 3.0 を暗記して TOEIC L&R スコア 700 代を取得した」という趣旨のブログ記事をどこかで読み、触発されて購入した。100 時間ほど勉強し、例文も丸暗記した覚えがある。大変ではあったが、自分の英語の基本語彙は DUO 3.0 で培われたと思う。
究極の英単語 Vol.1~4
出版社 | アルク |
SVL 12000 を 3000 語ずつ収録した 4 冊の英単語帳。SVL 12000 とはアルク社が公開している全 12,000 語のリストで、頻出順に 1000 語 / 1 レベル で区切られており、SVL 1 ~ 12 の 12 レベル存在する。
快適な読書のためには語彙が必要だったので、(やりたくは無かったが) 根性出して覚えた。とにかく Vol.4 の難単語は滅茶苦茶覚えづらかった……。書籍での勉強時間は、Vol. 3 が約 50 時間、Vol.4 が 100 時間ぐらいだったと思う。苦労したが、おかげで英文を読むのはかなり楽になった。その後、後述するアプリ「Anki」で改めて SVL 12000 を 350 時間ほど復習した。
極限の英単語 Vol.1~4、終極の英単語 Vol.0
著 | なりしか |
極限の英単語 Vol.1~Vol.4 が 12001 ~ 24000 語レベルで、終極の英単語 Vol.0 が 24001~ 26000 語レベル。
究極の英単語で語彙力をつけ英文で見かける未知語は激減したが、それでも洋書や海外ドラマでしらない英単語は出てきていた。英語圏のネイティブ (成人) の語彙数は約 30,000 語なんて話もあるので、もう少し語彙力をつけたくて選んだ英単語帳。
電子書籍版しかなく英単語帳としては正直使いづらいが、26000 語レベルまでの英単語リストとしての価値は高い。後述するアプリ「Anki 」に全部入力し、400 時間以上かけて暗記したおかげで専門用語以外は殆ど未知語を見かけなくなった。
Anki
開発元 | Damien Elmes |
これ自体は英単語帳ではなく、自作の単語帳が作れるアプリで、PC、Android、iOS で使える。覚えにくいものだけ頻繁に復習する仕組みとなっており、レイアウトも自分で変更できる。英単語以外にも活用でき、暗記科目全般で利用できる。
英単語や熟語の暗記でこのアプリを大いに活用させて貰った。詳細は「Ankiで英語のボキャビルを1000時間やった話」に記載してあるので、よければそちらも。
熟語 (句動詞・慣用句)
でる順パス単 英検 4 級 ~ 1 級
出版社 | 旺文社 |
英検の問題を分析し、頻出する英単語を掲載しているという単語集。これは単に掲載語句を調べたいという理由で購入したのだが、英単語以外に熟語と定型表現 (合計 2340 種類) が掲載されていたので、せっかくなので Anki に投入して覚えた。ただ、熟語単体で意味を覚えるのはメチャクチャ大変だったので、例文を読んで意味が分かれば OK という方針に途中で変えて覚えた。
ちなみに 2021 年に 5 訂版が出ているが、私が使ったのは 4 訂版。
英和イディオム完全対訳辞典
出版社 | 朝日出版社 |
句動詞・慣用句などが 20000 掲載されている辞典。熟語に関しては DUO 3.0 やパス単、瞬間英作文の題材などを通してある程度覚えていたが、それでも洋書・海外ドラマなどで知らない表現と頻繁に遭遇していた。そこで、英単語と同じように網羅的に熟語を覚えたいと思って採用したのがこの辞典。2003年出版で、新しめの表現やネットスラングなどは掲載されていないのが残念。後述の E-DIC からデータを抽出し、Anki に約 15000 種類インポートした。
リーディング時の未知表現を減らすことを目的としていたので、例文を読んで文の意味がとれるように覚えた。まだ復習中だが一通り覚えたので、洋書などで未知の句動詞・慣用句に遭遇することは少なくなった。
動詞を使いこなすための英和活用辞典
出版社 | 朝日出版社 |
句動詞 (動詞+副詞/前置詞) が 10000 掲載されている辞典。出版社が同じだからか、英和イディオム完全対訳辞典と掲載語句や例文が重複している表現がそれなりにある。こちらも後述の E-DIC からデータを抽出し、Anki に約 2500 種類インポートした。
基本動詞を使った句動詞をライティングやスピーキングで使えるようにするために、日本語→英語の瞬間英作文のような感じで暗記中 (2021年10月時点)。
E-DIC 英和|和英 (イーディック) 第2版
出版社 | 朝日出版社 |
10 冊以上の英和・和英辞典が 収録されている CD-ROM。上述の「英和イディオム完全対訳辞典」と「動詞を使いこなすための英和活用辞典」も収録されている。
上記 2 つの辞典は紙媒体で持っているが端から読んで暗記していくのは大変なので、E-DIC からのデータを抽出し、Anki にデータをインポートして暗記するという方法を取った。データの抽出は「E-DIC第2版からCSVに変換してAnkiでボキャビルする」を参考にさせて貰った。ありがたい。
英文法・精読
英文法
総合英語 Evergreen (旧 総合英語 Forest)
出版社 | いいずな書店 |
英語の文法を学ぼうと思って最初に購入した本。購入当時の名前は Forest だったが、今は Evergreen。網羅的に理解したいと思い、基礎からある程度の難易度までカバーしている Forest で勉強。トータルで 7 周ぐらいは読んだし良い文法書だとは思うが、勉強の仕方で 2 点後悔していることがある。
1 点目は、1 冊目から分厚い文法書を選んでしまったこと。詳しく説明されているのは良かったが、量が多すぎて周回しづらく、覚えるのは難儀した。最初は「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」みたいなのを選び、もっと基礎から段階を踏んでいけば良かったかなと……。
2 点目は、英単語・熟語も覚えようとしてしまったこと。覚える文法事項が多いのに、欲張って掲載されている単語・熟語も覚えようとしたのは間違いだった。単語・熟語は英単語帳、文法は文法書と、役割をキチンと分けた方が結果として効率が良かったのではと思う。
ヘミングウェイで学ぶ英文法
著 | 倉林秀男、河田英介 |
出版社 | アスク |
英文法を学ぶための本というより、基本的な文法を読書を通じて復習するために利用した方が良い本。文法用語が多いので、ある程度の英文法を既に学んでいることを前提としている気がする。細かい表現に気を付けることで登場人物の心情などまでしっかりと推し量りましょうというスタンスなのか、国語の教科書を読んでいる感じもする。
個人的には読む必要はなかったと思ったが、本格的に洋書多読を始める前にこの本でどんな感じで英文を読み進めればよいか雰囲気を掴むのには良いかも。
わかりやすい英語冠詞講義
著 | 石田秀雄 |
出版社 | 大修館書店 |
定冠詞か不定冠詞か無冠詞か。理解するのが難しい冠詞について丸々 1 冊使って解説している本。冠詞は日本人には分かりづらい概念で、私もイマイチはっきりしていなかったので購入して読んだ。
なんとなくではなく理屈で冠詞を選べるように、約 230 ページ使って詳しく説明してくれている。ただ、1 回読んだだけで全部理解するには少し難しい。定期的に読み直していきたい。
新マスター英文法
著 | 中原道喜 |
出版社 | 金子書房 |
Forest (Evergreen) より詳しく、また異なる視点の説明も読んでみようと思って購入した文法書。英語学習を進めていくと Forest ではカバーしていない文法事項がでてくるようになっていたので、疑問点の解消に役立ってくれた。あと索引が使いやすいので便利。
2021 年に出版社が聖文新社から金子書房に変わった模様。
現代英文法講義
著 | 安藤貞雄 |
出版社 | 開拓社 |
最後の英文法書のつもりで購入。値段が高いだけあって分厚くデカい。全 888 ページ。私は理屈で理解したいタイプなので、英文法について詳細な説明をしている本書はありがたい存在。正直、読み込みが足りていないのでまだまだ読み直していきたい。
精読
ポレポレ英文読解プロセス50
著 | 西きょうじ |
出版社 | 代々木ライブラリー |
大学受験対策に用いられる参考書らしい。倒置や省略、挿入などが含まれる英文でも文構造を正しく把握する訓練ができる。ちなみにポレポレとはスワヒリ語で「ゆっくり」という意味。
私は英文解釈教室の次にポレポレを読んだのだが、ポレポレの方が薄いし継続しやすい (全 50 例文で約 130 ページ)。最初にこちらを選んでおけばよかった。
英文解釈教室
著 | 伊藤和夫 |
出版社 | 研究社 |
私が最初に取り組んだ精読の参考書。この時点である程度洋書を読めるようになっていたが、英文解釈教室の例文には意味が取れない文章が結構あり歯ごたえを感じた。特に倒置に関しては理解が浅かったので、この 1 冊を通して理解を深めることができて良かった。
ちなみに私が読んだのは「英文解釈教室 改訂版 (1997年)」だが、新装版が2017 年に出ているので、今から読むならそちらの方が良いと思う。
英文解体新書
著 | 北村一真 |
出版社 | 研究社 |
ポレポレや英文解釈教室は少し古めの参考書だったので、新しめの精読の参考書も読んでみようと思い購入。章やページの構成はこちらの方がだいぶ読みやすい。
終盤にある、厳密には文法として正しくないが実際に使われることがある構文 (破格) の説明があり、文法の正しさのみに囚われてはいけないと腑に落ちて、ありがたかった。
新訂・英文解釈考
著 | 佐々木高政 |
出版社 | 金子書房 |
精読の解説というより、筆者が集めた趣深い例文集のような印象。「もっと分かりやすい言い回しはあるが、それでは面白くない。ほら、こっちの表現の方が情景や感情がストレートに伝わってくるでしょう?」みたいな。
構文の難しさではなく言い回しの妙を軸にしているためか、読んでいて面白いと感じることが多々あった。ただし字が小さい上に余白が少なく、日本語の言い回しも多少古臭いので、最近の参考書と比較するとずいぶんと読み辛い。とは言え、洋書を読んでいると色々な表現に出会うので、この参考書で勉強するのは役立つ。
ミル『自由論』 原書精読への序説
著 | 薬袋善郎 |
出版社 | 研究社 |
ミルの自由論の序盤を題材に精読の手順や考え方を解説した本。参考書で精読の勉強をしてきたので、今度は実際の本の文章で精読をしてみようと思って購入。
色々勉強してきても自由論の英文を理解するのはかなり難しいというか、英文の内容を理解するには語彙・文法などの語学的な知識以外に文化的な背景や著者への理解など別の要素も必要だということを実感させられた。まぁ当たり前のことなのだが。
発音・英作文
発音・音読
英語耳 発音ができるとリスニングができる
著 | 松澤喜好 |
出版社 | KADOKAWA |
英語学習の初期の初期にやった本。CD 付きで1 周 30 ~ 40 分ぐらいの分量だったので、一日 1 回をノルマに 1か月実施した。辞書で英単語を調べるときは発音記号も見る必要があるし、瞬間英作文や音読では発音が分からないと困るので、一番最初に発音や発音記号の基礎について学んでおいた方が良いと思う。
歌を題材にした英語耳ドリルというのもやったが、そっちは別にやらなくてもよかったかな……。
みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング
著 | 森沢洋介 |
出版社 | ベレ出版 |
英語上達完全マップの著者が作成した音読用の参考書。同シリーズの「ぐんぐん~」も確かやったと思う。
英語の発音の練習と英文の読むリズムを掴むための訓練にはなった。ただ、私は長時間音読しているとすぐに喉が痛くなるので、あまり根を詰めて音読に取り組むことができなかった。そのためか音読による英語力向上はそれほど実感できていない。
瞬間英作文
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
著 | 森沢洋介 |
出版社 | ベレ出版 |
英語上達完全マップの著者が作成した瞬間英作文トレーニングのシリーズ。「どんどん~」以外に「スラスラ~」もやった。音声があり、日本語 → 英語 の順になっているので音声だけでトレーニングもできるのは良かった。
このシリーズは学習の初期の頃にやったことで、関係代名詞・関係副詞を使って複数の英文を一つの文章にまとめる方法が身に着いたと感じている。
瞬時に出てくる英会話フレーズ大特訓
著 | 山崎祐一 |
出版社 | ジェイ・リサーチ出版 |
Amazon の購入履歴を見てやったことを思い出した 1 冊。やったハズなのだがなぜか手元になく、内容も全く思い出せない……。スマヌ。内容は悪くなかったとは思う。たぶん。
絵で見てパッと言う英会話トレーニング 基礎編
著 | 山崎祐一 |
出版社 | 学研プラス |
特定の場面のイラストを見てその状況を想像し、なりきってセリフをしゃべろうという趣旨の本。ボリュームはそんなに無いが、だからこそ1冊やり切るのに適しているともいえる。瞬間英作文の初期にやった。
英会話ペラペラビジネス100
出版社 | アルク |
ビジネスよりの表現も勉強しておきたくて購入。1 フレーズ完結型ではなく、特定シーンにおけるセリフの応酬が掲載されているため、英語でどのようなやりとりが為されるのか学べる。全体的にシンプルな文にまとまっているのでやりやすかった。
魔法の口ぐせ英語
出版社 | 明日香出版社 |
特定の状況での会話シーン集。1 シーンがだいたい 2 ~ 4ページあるので結構長い。また、口語主体なのでカジュアル表現を学ぶことができた。
難点は、殆どの登場人物の性格が悪いこと。陰湿な行動を平気でするのでイライラさせられることも……。まぁ登場人物の性格で勉強する教材を選んだりはしてなので別に良いのだが。
入試英語最重要構文540
著 | 吉ゆうそう |
出版社 | 南雲堂 |
構文集なので他の瞬間英作文の教材よりも難易度は高め。ページ構成的には瞬間英作文がやり易かったが、文章のレベルは少し高いのと量が多いので手こずった1冊。ただ、掲載されていた構文自体はどれもよく見かける気がするので勉強しておいて良かった。
状況別・場面別 英語にするとこうなる―使える口語表現
著 | 小坂貴志 |
出版社 | ベレ出版 |
海外ドラマや英語アニメを見ていると口語表現を強化したいと思い始めたので購入。瞬間英作文のための教材ではないが、口語で使えるようにするために瞬間英作文的な学習方法をとった。
特定の場面や状況で使う表現が豊富に掲載されており、それぞれのニュアンスも説明されているので分かりやすく良かった。
その他
美しい英文が書ける 書き込み式 筆記体レッスンブック
著 | 三瓶 望美 |
出版社 | KADOKAWA |
英語でサインを書けるようになりたいと思ったときに、とりあえず筆記体から覚えようと思ったのがこの本を購入した切っ掛け。
実際問題、実生活で筆記体を書く必要性は無いのだが、色々な文章を読んだり英語でゲームをしていると筆記体を読む機会はそこそこあるので、覚えて良かった。書けなくても良いが読めると便利ではあるので、英語学習の息抜きとして筆記体を学んでも良いと思う。
多読・多聴
多読・多聴
語彙制限本 (GR)
GR (Graded Readers) とは出版社が英語学習者向けに語彙・文法レベルを段階的に設定した本のこと。出版社ごとにシリーズ名称は異なるが、Oxford Bookworms や Cambridge Readers などがある。
洋書多読の入門に用いられているとのことで、私も数百語 ~ 数千語の GR を何十冊か読んではみた。有名な洋書の簡略版なんかもあり、たまに面白いと感じる本もあったが、全体的にはイマイチで結構苦痛だった……。これなら英語の絵本 → 児童書というルートで多読していた方が楽しかった気がする。
英語の絵本
英語圏の幼児・児童向けの絵本。LR (Leveled Readers) という児童の読書力に応じてレベル分けされた物もあり、I Can Read や Oxford Reading Tree というシリーズなどがある。
児童向けとは言っても動植物などの語彙が使われているので、英語の授業や英語資格の勉強では培われにくい語彙・表現に触れていくことができる。私が絵本を読んでみたのは洋書を読み始めるようになってからだが、英語学習初期から少しずつ英語の絵本を読んでいればよかったと今では思う。
洋書・児童書
普通に読書が好きなので、洋書を趣味の 1 つにしたいと思っていた。今ではそれなりに読めるようになったが、最初は児童書 Magic Tree House でも結構大変だった思い出が……。本格的に読めるようになったと感じ始めたのは語彙数 10,000 を超えてきてから。ボキャビルを真面目にやって良かったと思った瞬間だった。
洋書・児童書の多読は英語学習の一環としても人気だが、もともと日本語で読書をする習慣が無い人には結構ツライかもしれない。逆に洋書から読書が趣味になる人もいるかもしれないのでチャレンジしてみるのは良いと思うが。読書に興味が出ない場合は、海外ドラマや英語アニメ、英語ゲームなど他に興味がある分野で英語に触れていくのもありだと思う。
洋書のオーディオブック
洋書の朗読音声。著者本人や俳優の朗読で、ある程度当たりはずれはあるが臨場感ある語りが聞けたりして面白い。音声だけですべて理解するのはさすがに難しいので、私は一度読んだ洋書のオーディオブックを聞いたりしている。スマホで聞けるので、一時期は移動中ずっと聞いていた。
値段的には少し高いが無料体験で1冊貰えるので、簡単めの洋書などで試してみるのはオススメ。また、洋書を読むのに慣れていない場合は聞き読み (朗読を聞きながら洋書を読む) で1冊読み切ってみるのも良いと思う
英語マンガ
ドラゴンボールや鋼の錬金術師、鬼滅の刃などの人気マンガは英訳されており、日本でも簡単に購入することができる。日本語のセリフが枠外に併記されているバイリンガル版のドラえもんやサザエさんなどもある。私はマンガも結構読むので、英語でマンガが読めるのはうれしい。
ただ、絵があるので洋書よりも状況が把握しやすいというメリットがある一方、難しい表現もあり決して簡単ではない。マンガとはいえ英語は英語、娯楽とは考えず参考書を読むのと同じように勉強の一貫で読む気持ちでいる方が良い。
英語ライトノベル
英語学習をしていたら英訳ラノベというのもがあることに気付いて少しずつ読み始めた。学生の頃はある程度ライトノベルも読んでいたこともあり、物語の背景やストーリー展開は洋書より理解しやすいと感じた。洋書は海外の文化に基づいた描写があるので、語学とは別方向での難しさはあるからだと思う。
今はNHK基礎ラジオから英語ラノベが発売されていたり、多くのライトノベルが英訳されているので、英語多読の題材として何冊か選んで見ても良いのでは。
海外ドラマ
子供の頃に見たフルハウスの再放送が始めての海外ドラマだった。英語の勉強でもフルハウスを活用しようと思って DVD BOX を買い何度も見たが、今は Netflix などの配信サービスで様々な海外ドラマが見られるのでうれしい。
ただ、個人的な感想だが海外ドラマは難易度が高い題材だと思う。もちろん作品にもよるが、口語・スラングが難しかったり文化的な背景の理解が必要だったり。Sherlock みたいに (内容は面白いが) 早口すぎて一時停止しまくったドラマもあった……。英語学習初期~中期ならドラマよりアニメの方が取っ付きやすいと思う。
英語アニメ
アニメはあまり見る方ではなかったが、英語学習を機にアニメを英語で見るようになった。日本のアニメの英語版は海外ドラマより物語の背景が分かりやすく、英語のセリフも比較的簡易でセリフ密度も高いので、日常会話の題材としては使いやすいと思った。
最初は北米版 DVD を購入して見ていたが、今は Netflix で日本語音声+英語字幕の設定でアニメを見ている。日本語のセリフがどのように英語に訳されているのか比較しながら見られるので音声は日本語の方が好き。ちなみに (海外ドラマでもそうだが)、知らない表現がでてきたら一時停止し、辞書で調べている。日本語音声に引っ張られて英語字幕を蔑ろにしてはいけない。
英語ゲーム
語彙制限本で多読を始めた頃、思うように楽しめず少し挫折しそうになっていた時期がある。そんな時、なんとなくゲームを英語でやってみようと思い、ストーリーの理解度 50% ぐらいだったが RGP を 1 本最後までプレイすることができたのが結構救いになった。それ以降定期的にゲームを英語でプレイするようになり、英語学習のモチベーション維持に役だっている。
というわけで、ゲームで英語に触れていくのも良いと思う。最初からノベルゲームに手を出すのはハードルが高いと思う場合は、アクションや RPG から始めてみては。
以上。