【英語でゲーム】 イース III -フェルガナの誓い- 感想 | えいらく

【英語でゲーム】 イース III -フェルガナの誓い- 感想

「イース -フェルガナの誓い-」はイース III のリメイクで、時系列的にはイース I&II と IV の間に起こった異変を描いています。

英語でイースシリーズ全部プレイする! ということで、イース I&II とイース・オリジンをクリアしたので、続いてイース III (のリメイク) に手を出しました!

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英語版 イース -フェルガナの誓い-

概要

フェルガナ冒険記

英語タイトルYs: The Oath in Felghana
ジャンルアクションRPG
私のプレイ時間約15時間
機種PC (Steam)、PSP
相棒ドギの故郷で起こる異変

エステリアそしてセルセタ地方での冒険を終え、19歳になったアドル・クリスティンは相棒ドギと気ままな旅をし様々な地を訪れていた。そんな中、彼らは行商人からドギの故郷フェルガナにて異変が起こっていることを聞く。異常気象や病気の蔓延、作物の凶作など、故郷の異変を知り顔色を変えたドギを見たアドルは、次の目的地としてフェルガナを選ぶことにした――。

イース III のタイトルの変遷

1989年に発売されたイース IIIだが、冒険の舞台が (I&II の冒険の地であった) イース王国ではなくなったため、初期のタイトルはイース王国から来た放浪者という意味で「WANDERERS FROM Ys」と名づけられた。その後、他機種に移植される際に「イース III」の名に変更され、さらに 2005 年にイース VI のシステムや世界観を用いてリメイクされた時に「イース -フェルガナの誓い-」になった。

なお、時系列的にはイース I&II → IV → III → V なので、アドルの 3 つ目の冒険。

種類タイトル
オリジナルWANDERERS FROM Ys
上記の移植イースIII -ワンダラーズフロムイース-
リメイクイース -フェルガナの誓い-
英語でプレイするには

Steam 版か、PSP の北米版を購入すれば英語でプレイ可能。イベントシーンは英語音声あり。

ゲームの特徴

ドギの故郷の異変を解決せよ

ついに英語音声も追加!

イース I に登場し、いつの間にかアドルの相棒になっていたドギ。本作では彼の故郷が舞台であり、拠点となるレドモントにはドギの幼馴染や友人・知人が何人もいる。荒れた土地、徘徊するモンスター、そして領主からの圧政に苦しむ彼らを助け、裏に隠された原因解決をしていく、というのが本作の流れ。

オリジナル版では音声無しだったが、リメイクの際にイベントシーンでは音声が付き、英語版では英語音声が聞ける。

イース VI のシステムを踏襲したアクション RPG

横スクロール 2D から 3D へリメイク

オリジナルのイース III は横スクロール型のアクション RPG だったが、リメイクの際にイース VI のシステムを採用し、クォータービューの 3D アクションとなった。VI のシステムと比較すると連撃数が増えたり二段ジャンプが可能になったりと爽快感が増している。なお、イース・オリジンは本作をさらに進化させたシステムになっているため、システムの洗練度合は、オリジン > フェルガナの誓い > VI。

解像度やキー変更は設定ツールで

イース I&II やオリジンと同様に、ゲームのインストールフォルダに設定ツール (config.exe) があり、そこから解像度やキーの設定が可能。インストールフォルダの場所が分からなくても、Steam のライブラリからゲームを起動すれば[設定ツールを起動]が選べる。

英語の題材として

ストーリーがシンプルなので内容は分かりやすい

英文の難易度はイース I&II やイース・オリジンと同等レベルで、簡単ではないが難しくもない。ただ、アイテムなどはシリーズ共通の物が多いので馴染みがあるし、ストーリー自体がシンプルで短く複雑な内容が無いので理解しやすい。また、他のシリーズよりも攻略難易度が高くアクションパートに割く時間の割合が多くなるので、相対的に英文を読む時間は短め。

遭遇した表現を一部紹介

like nobody’s business

(ものすごく)

鍛冶屋の男は頑固だが、鉱石の扱いにかけては並ぶものがいないと、衛兵 Gardner が Adol に発言している場面。

「他人があれこれ言えないほど」という発想からきた表現。

under the weather

(体調が良くない)

街の少年が、飼育している動物 (pikkard) の体調が悪いと困っている場面。

正確な由来は不明ながら、「悪天候で船酔いになり具合が悪くなることから」という説がある。

Out with it

(白状しろ)

Dogi が旧友である Chester に、本当の目的を話せと迫っている場面。

話題となっている事 (it) を、口から外へだす (out) ということ。常に命令形で使う表現。

I’ll be damned if

(絶対に~しない)

ここで引くわけにはいかないとChester が発言している場面。

“damn” は「罵る、呪う」という意味なので、直訳は「もし~するとしたら自分は呪われる」だが、そこから転じて「絶対に~しない」という意味に。

toot one’s horn

(自画自賛する)

鍛冶屋の Adonis が、自賛するわけではないが良い武具ができたと Adol に伝えている場面。

かつて王族が入城する時、ラッパを吹いて称えた事からきた言い方。ラッパを自分のために吹く → 自画自賛、という事。

全体的な感想

王道でシンプルなストーリー

主な感想は以下の通り。

  • イース I&II と比較すると、現代的な ARPG になってきた!
  • 爽快感のあるアクション! でもイース・オリジンよりは劣る
  • もとが古いからかストーリーはシンプルで短め
  • 高難易度! ボス戦はツライが、攻略法を見つけるのが楽しくもある
  • 英語音声がある! でも演技はイマイチ

イース I&II クロニクルズの攻撃方法は突進するだけだったし、イース・オリジンは塔の中だけで物語が完結してしまったので RPG って感じがしなかったが、フェルガナの誓いでは街・街道・ダンジョンがあり、RPG 感が出ていて序盤から楽しくなっていた。二段ジャンプやスキルなどもあり I&II と比較するとやりごたえのあるアクションなのも良かったが、イース・オリジンの 1 つ前の作品なので、オリジンと比較すると操作性は劣っていたかな。特に序盤は移動速度が遅いので少しストレスがたまったし。途中でダッシュできるようになってからはマシになったが。まぁこれは仕様がない。

ストーリー自体は王道だが短く驚きのある展開ではなかったが、ドギの故郷が舞台ということで彼と街の住人が軽口を叩いているも楽しかった。ドギ自体は NPC だったので、物語上で彼が役に立っていたのかイマイチ微妙だったけども……。

高難易度で何度もゲームオーバーに

本作も難易度ノーマルでプレイしたが、序盤から何度もゲームオーバーになったぐらい難しかった。他のイースシリーズで考えると、常にレベルが 1 ~ 2 低い状態でプレイしている感じ。レベルを上げてアドルの攻撃力と防御力を上げれば問題ないのだが、レベルを上げると敵の経験値が減少するので、積極的にレベリングに励まないといけなかった。うまい人は 10 時間ぐらいでクリアできるようだが、私は道中でレベリングに励んでいたので約 15 時間でクリア。

あと、(物語前半では) 移動速度が遅いのが結構ストレスだった。イース I&II もオリジンも移動速度が速いのが爽快感に繋がっていたのだなぁとしみじみと思った。中盤から移動速度あがるので、そこからは快適になったが。あと英語音声が付いたのは大変うれしかったが、演技はイマイチだったかな……。あと男性キャラクター陣の声が全体的に甲高くてあまり好きになれなかった。これは完全に好みの問題だが。イース IV のリメイク「イース セルセタの樹海」を次にやる予定なので、そちらでは英語音声の声優が変わっているとうれしい。というか、セルセタの樹海はイース VII のシステムを踏襲しているらしいので、システム的には大幅に進化しているはず。楽しみだ!

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