海外赴任・留学予定の場合は「サイン」を決めておこう! | えいらく

海外赴任・留学予定の場合は「サイン」を決めておこう!

長期の海外生活ではサインを頻繁に書くので、日本にいるうちにどうするべきか考えておいた方が良いですよ!
今のところ予定が無くても、英語学習の息抜きとして筆記体&サインの練習などで学習のリズムに変化を付けることもオススメです。

米国滞在時の実体験をもとに記載しているので、米国以外では国の実情と異なるかもしれません。その際はご容赦ください。

サイン、いる?

殆どの国では書類にはサイン

日本で印鑑が必要になる書類、海外では捺印の代わりにサインをします。

スマホの契約、銀行口座の開設、自動車の購入、免許の取得など、海外へ引っ越してから契約しようと考えているのであれば、事前にサインをどのようにするか考えていかないと契約の場でチョット戸惑ってしまいます。引っ越した直後は色々心労が溜まりますので、事前に考えておいた方が気が楽になる事の1つです。

主なサインの使いドコロ

契約関連の書類

生活基盤を整えるには様々な契約が必要となります。自動車の購入、免許の取得、スマホの通信プランの契約、銀行口座やカードなどの他に、学校や仕事、ビザ関連での契約など多岐にわたります。

小切手

小切手で支払う場合にはサインを記載する必要があります。また、人から受け取った小切手を自分の口座に入金する場合にも、その小切手の裏に自分のサインを記載する必要があります。

日本では小切手を使うことはありませんが、米国では家賃や税金の支払い、給料の受け取りなどで小切手が使われることがありますし、個人間でまとまった金額のやり取りをする際には小切手が便利です (個人間で自動車の売買をするなどで結構大きい金額を扱うことがあります) 。

ちなみに銀行口座開設時に小切手帳 (checkbook) も一緒に作ってもらえば直ぐに自分の小切手が使えますよ。

クレジット/デビットカードでの買い物

買い物をカードで支払う場合サインが必要になる場合があります。店によっては必要でないケースもありますので、ここは日本と同じですね。

Print NameとSignature

書類にはサイン欄の他に、別途名前を書く欄があります。基本的には「Print Name」と「Signature」という項目名で分かれています。

何が違うのか

Print Name (Printed Name)

名前を記載する欄です。ブロック体でハッキリと書きます。サインではフルネームが判断できないので、別途名前を記載するこの欄があるのです。Your NameとかFirst Name / Last Nameなどの分かりやすい項目名の場合も多いです。

Signature

サインを記載する欄です。自分で決めたサインを書きましょう。

漢字でも良いけど。サインの種類

肝心のサインですが正直なんでもOKです。ですが、サインは身分証明の代わりなので「他人に真似されにくく」、「自分は毎回同じように書ける」ことを満たしていることが望まれます。

具体的なパターンで紹介します。

普通にローマ字で名前を書く

普通にローマ字で名前を書いても、サインとして有効ではあります。ですが簡単に真似されてしまうため非推奨です。米国でも親切な人は「変えた方が良い」とアドバイスをしてくれるぐらいです。できればやめましょう。

漢字で書く

漢字でもサインとして有効です。ローマ字で普通に名前を書くくらいなら、漢字で自分の名前を書いた方がよいでしょう。英語圏の人は漢字に慣れていないので真似されにくいですしね。私の友人にも漢字の名前をサインにしている人がいますよ。

筆記体で書く

海外でのサインは筆記体で書く、みたいなイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、「お手本のような綺麗な筆記体で書く」ことは少ないです。ベースは筆記体ですが、一部分を伸ばしたり癖を付けたり簡略したりして、独自性を出すことが多いです。

もはや字ではなく絵みたいなサインもありますが、それでもサインとして問題はありません。

結局どうする、サイン?

拘りが無ければ、漢字で良いかと思います。

ですが、せっかくなのでカッコ良く筆記体で書きたいという方もいるのではないでしょうか。自分で好きにアレンジしても良いですし、有料ですがおしゃれなサインを考えてくれるサービスもありますよ。

漢字でも筆記体でも大丈夫ですが、一度決めて使ったサインを途中で変更するのは面倒なことになります。長期での海外滞在を考えている方は日本にいるうちにサインをどうするか考えておくことをオススメします!

筆記体のサインを考える場合

① なにはともあれ、筆記体を覚える

米国でも筆記体は殆ど使わないので、流暢に書けるようになるまで練習する必要はありません。しかし、文字の形、文字の連結などの基本は習得しておくことをオススメします。さりげなく筆記体で文字が書けたらカッコいいですしね!

私が筆記体を覚えた時は、「書き込み式 筆記体レッスンブック」で一から順に練習しつつ、ボキャビルで英単語の綴りを覚える時に、筆記体で単語を書いて練習していました。最初は大変でしたけど、慣れてくれば筆記体の方が書きやすくなってきますよ! ノートに日付と合わせて筆記体を練習していたので、成長の度合いが感じられて楽しかったです。

一番最初、筆記体の形を覚えるのは大変ですが、移動時や入浴中に繰り返し思い出すようにしていたら2日ぐらいでなんとか覚えられるかと思います。英単語覚えるよりは簡単です!

② アレンジ方法を考える

自分でアレンジ

サインの作り方.com
http://creating-signature.com

色々書こうかと思いましたが、「サインの作り方.com」で丁寧に解説されていましたので、そちらご紹介します。イニシャル別の書き方などもあり、かなり参考になるかと思います。

「いや、でも自分で考えるの面倒だな」という (私のような) 方は、サインの専門店にお任せすると楽ですよ。

サインの専門店を利用

例えば、漢字と英語両方のパターンでサインのデザインを作成してくれるサイトとして、「署名ドットコム」があります。ちょっと金額が高いので気軽に利用することはできませんが、今後ずっとサインを使うのであれば中途半端に妥協するよりは良いかと思います。(英語に興味がある) 親戚の高校・大学合格祝いとしてのプレゼントにも良いかもしれませんね 。

また、お手軽なサービスを探してみましたが、「.Sign-Dash」というサイトがありました。値段抑え目ながら結構カッコよいデザインだと思いますよ!

③ ひたすら練習

デザインが決まったら、ひたすら練習あるのみです。

自宅でサインするならともかく、出先でサインをする場合はサッと書いてしまわないとカッコ悪いですからね。スラスラかけるように練習しまくりましょう!

以上!

 
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